大雪像

札幌雪まつりでは、毎年さまざまな題材をテーマとした大雪像が作られます。大雪像を会場としてTV中継なども行われますが、冬期間の雪中訓練のひとつとして雪像作りをしています。

札幌雪まつりの大雪像作りは訓練として行われている為、昼夜問わずに製作を行うんです。自衛隊による大雪像制作は無償で行われますが、大雪像は市民がボランティアで参加もしますが、多くが自衛隊の手によって作られます。自衛隊による札幌雪まつりの大雪像作りは、今では欠かせないものとなっていますが、参加する自衛隊員は北海道(道南地方、道央地方、道北地方、道東地方に区分されています)の隊員だけではありません。沖縄など各地から集まった隊員によって作られます。

札幌雪まつりの大雪像作りはとても寒いなか行われますが、女性の隊員も男性と同じく雪像作りに参加します。雪像作りは気温が下がる夜間のほうが作業が進みますので、寒さに負けずに製作を続けなければなりません。多くの人達を喜ばせるために、無尽蔵の自衛隊員が厳しい寒さに耐えつつ素晴らしい大雪像を作っているのです。雪の輸送にも自衛隊のトラックを使用します。トラック700台以上もの雪を輸送しますからすが、ここでもたくさんある自衛隊員が活躍しています。